矯正治療
矯正治療
矯正治療とは、一般的には悪い歯並びや噛み合わせが悪い不正咬合(ふせいこうごう)などをきれいに治す治療のことをいいます。「歯並びを治したい」という目的は、見た目の改善が大きな要素を占めますが、矯正治療はそれ以上のメリットをもたらしてくれます。見栄えがきれいになることに加え、しっかり噛むことができるようになるため、食べ物の消化を効率的にしたり、歯みがきもきちんとできるようになるため、むし歯や歯周病にかかりにくくなったり、正しい発音でしゃべることができるようになります。
不正咬合はお子さんの成長に悪影響を与え、放っておくと顎の痛みや発音の悪さ、肩こり・頭痛など身体の不調の原因にもなります。良い歯並びや噛み合わせは、健康的な生活を送るうえでとても大事なことです。ご自身やお子さんで、歯並び・噛み合わせに関してお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
子どものうちに矯正を始めることをおすすめします。
当院では矯正歯科専門の女性の歯科医師が初診相談から検査・診断・治療計画の立案、診療までを担当してまいります。
初診相談は無料となっております。
患者様のご要望に合わせて多様な治療法をご提案しております。
表側矯正、舌側矯正(裏側矯正)、マウスピース型矯正(インビザライン)、部分矯正など審美性や費用の観点からもご提案可能です。
口腔内スキャナー(TRIOS3D、歯科用CTといった最新設備を活用することで、安心で安全、より快適な矯正治療体験をご提供してまいります。
歯科用CTは低被ばくとなっております。
歯列矯正を始める前のむし歯治療や、むし歯や歯周病とならないようにする予防歯科、抜歯処置やIPR(歯の移動スペースを作るための歯の隣接面の削合)の精度、補綴物を新たにすることによる歯列弓長の再構成といった矯正医単独ではできない処置をONE CLINICならではで対応してまいります。
浦和駅西口より徒歩3分。
通勤・通学・お買い物の途中に通院いただきやすい立地。
クリニック周辺には駐輪場・駐車場が多数ございます。
歯性上顎前突と骨格性上顎前突に大別されます。歯性上顎前突は、上下顎の骨格的なバランスに問題はなく上顎前歯が前方に突出している状態で、原因として指しゃぶり等の悪習癖が考えられます。
骨格性上顎前突は下顎骨に対して上顎骨が前方に突出した状態で、先天的なものであると考えられます。
歯性上顎前突症の場合は、矯正装置のみで改善することが可能です。抜歯は必ずしなければならないわけではありません。
軽度な歯性上顎前突は歯列を後方に下げることで改善されますが、程度が著しい場合は抜歯が必要となります。
また、骨格性上顎前突の治療では外科手術を併用することがあります。
歯のでこぼこ(叢生・乱抗歯・八重歯)の原因は、顎と歯の大きさの不調和な関係にあります。
顎が小さいことに対して歯が大きい場所に、歯の正しく並ぶのに必要なスペースがなくなってしまった結果、歯並びがでこぼこになってしまいます。
また、乳歯が早期に抜けてしまった場合にもその空間に左右の歯が移動し、生え変わる永久歯のスペースを奪ってしまうケースもあります。
歯列を拡大したり、奥歯を後方へ下げてスペースを作りでこぼこを整えていきますが、重度の場合は抜歯が必要になります。
まず受け口・しゃくれとは、噛み合わせが通常とは逆の向きになっていることであり、見た目でいうと下の歯が上の歯よりも前に出ている状態です。
受け口・しゃくれの原因には、
があります。
基本的にはワイヤーを用い、上顎歯列を前に出し下顎歯列を後ろに下げる治療になり、抜歯が必要な場合もあります。
矯正治療だけでは改善が難しい場合や骨格的なアンバランスの改善(下顎を下げたい)をご希望の場合は、外科矯正治療(顎の外科手術を併用した矯正治療)の適用となります。
外科手術は、「下顎骨切り術(セットバック法)」という施術方法で、下顎の骨切りを行い後方へスライドさせます。
すきっ歯の原因は、主に顎と歯の大きさの関係にあります。
顎が大きいことに対して歯が小さい場合にバランスの関係上、歯に隙間ができてしまいます。
また、むし歯や歯周病などが原因で歯を失ったり、歯がない状態が続いた場合にも隙間ができることがあります。
ワイヤーを使用することで、歯と歯の間の隙間を埋めることができるように歯の移動をさせていきます。
開咬(かいこう)とは、奥歯は噛み合っているのにもかかわらず、前歯が噛み合っていない状態です。
開咬の原因は、遺伝的な問題や幼少期に問題があることがあります。
指しゃぶりの癖(どちらかというと出っ歯)や上下と前歯の隙間を舌で触ったり、押し続けてしまう癖が原因となってしまいます。
成人の場合、矯正治療で対応できる場合は顎間ゴムを使ってワイヤーの治療を行っていきます。
また小児の場合と同様に、根本的な解決を目指すために舌突出癖を克服する訓練も行っていきます。
程度が著しい場合や骨格的に問題があるなどの場合によっては、外科手術を行うこともあります。
噛み合わせが悪いと、お口まわりの筋肉や顎の骨の成長に悪影響を及ぼすことがあります。また、成長期に歯並びが悪いと、骨格にも影響を及ぼし姿勢が悪くなってしまうこともあります。
お子さんの矯正治療は、こうした成長過程で生じる様々な悪影響を回避し、お口を正しく成長・発育させるための治療です。
矯正治療には、6〜12歳の間に行う初期治療(一期)と、永久歯が生え揃った後の本格治療(二期)があります。二期治療は大人の矯正と同様ですが、一期治療は個々の成長に合わせて土台からしっかり整える矯正を行います。顎の成長を適正にしていくとともに、正しい歯並びや噛み合わせを誘導していきます。
まずはお口の状態を見せていただき、一人ひとりのお子さんに適した治療プランをご提案いたします。お子さんのお口のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
子どものマウスピース矯正(インビザラインファースト)もあるので、ぜひご相談ください。
現在の矯正歯科の治療技術は進歩しており、成人の方でも無理なく矯正治療を行えるようになっています。確かに、お子さんの方が成長期にあるためスムーズに治療を行うことができますが、成長期以降の成人の方でも多少時間はかかるものの、歯並びや噛み合わせのお悩みを解決することは可能です。矯正の大きな目的には、見た目のコンプレックスの解消がありますが、その他にもきれいな歯並びになることで歯みがきがしやすくなり、むし歯や歯周病の予防につながります。また、噛み合わせが整うことで、筋肉や顎関節、歯周組織に余計な負担をかけずにすみ、全身の健康にもつながります。
事前の問診とカウンセリングにてご要望を伺い、様々な矯正法のメリット・デメリットをお伝えしたうえで、患者さま一人ひとりに適した治療法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。
表側矯正
歯の表面にワイヤーとブラケットと呼ばれる固定装置を装着して歯列を整えていく方法で、歯列矯正の中で最も広く行われています。数ミリ単位で歯の移動が可能です。
審美表側矯正
歯と同じ色の目立ちにくいブラケットやワイヤーが揃っており、素材を選ぶことで目立ちにくくすることが可能です。
裏側矯正
歯の裏側に装着するので、装置はは全く目立ちません。
ハーフリンガル矯正
上側が裏側矯正
下側が表側矯正のものになります。
裏側矯正に比べると費用も少しだけお安くなります。
部分矯正
部分矯正は適応範囲が限られているので、ご相談ください。
表側、マウスピースの2種類が有ります。
マウスピース矯正(インビザライン)
マウスピース型の矯正器具を装着して歯を動かす治療です。マウスピースは透明の医療用のプラスチック製で、目立たず、周囲に気づかれずに治療が受けられるという特徴があります。取り外しが可能で、いつも通りに食事や歯みがきをすることができます。
ご来院いただき、問診票にご記入いただきます。その後、問診票に基づきながら担当医よりカウンセリングをさせていただきます。
現在の悩みやそれぞれの治療法のメリット・デメリット、おおよその期間や費用など可能な限りご質問に対しては明瞭に受け答えいたします。
初診相談後、治療を具体的にご検討いただいている方の次のステップとして「精密検査」を実施してまいります。
口腔内のお写真やレントゲン写真、口腔内スキャナーによるお口の中の情報を取得し、現在の歯並びの分析を行います。
*必要に応じて歯科用CTの撮影を行います。
検査により取得した情報をもとに、現在の歯並びの状況を診断し、患者様のご要望やご希望の治療法による治療計画を策定いたします。
治療に際するリスク、副作用、具体的な期間や費用などもご提示いたします。
抜歯治療となるのか?非抜歯治療となるのか?各々を採択する理由もご説明いたします。
御提示させていただいた治療計画にご同意いただけましたら、治療同意書にご捺印いただき、ご契約となります。
未成年の方の場合は、保護者の方にもご同席いただきご説明・ご捺印をいただいております。
装置の準備後、治療を開始してまいります。
歯磨きの仕方や装置の脱離、マウスピースの紛失など治療中に起こりえることなどの対処法もドクターや衛生士からご説明をさせていただきます。
歯の動きが計画通りかを診るため、定期的に通院いただきます。
ワイヤー矯正では1か月に1回、マウスピース矯正では開始時には1か月に1度ですが、進行度合いに合わせて2か月に1度の通院頻度に移行してまいります。
動的な治療が完了したのち、保定期間に移行いたします。保定用のマウスピースや装置を使用いたします。
通院頻度はおよそ6か月に1度程度となります。後戻りを防ぐためにも、この保定装置を使った期間は重要となります。