むし歯・根管治療
むし歯・根管治療
期間:2023年6月~2024年9月
症状 | 通院頻度·期間 | 痛みや沁みが治まるまでに必要な期間 | 対応内容 |
---|---|---|---|
C1 | 1回~2回 | 1回目の治療にて完了となることが多いです。 | 初診検査をし、治療日程を決めます。痛み止めを処方いたします。 |
C2 | 1回~2回程度/2週間~ | 1回目の治療にて完了となることが多いです。 | 初診検査をし、治療日程を決めます。痛み止めを処方いたします。 |
C3 | 3回以上~/4週間~(詰め物の製作期間を含む) | 症状にもよりますが治療を進めていくうちに緩和して患者様がほとんどです。 | 歯の根っこの神経を治療。痛み止めを処方いたします。 |
C4 | 4回以上/6か月程度(抜歯およびインプラントもしくは入れ歯の治療が発生) | 抜歯処置の日程がきまるまで2週間程度となります。 | 抜歯後にブリッジ、義歯、インプラント。 |
むし歯は次のような条件が揃った場合になりやすいと考えられています。
歯質は一人ひとり異なり、むし歯のなりやすさを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促すフッ化物(フッ素)を利用したり、唾液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。
糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、むし歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスの取れた食生活を送るように心がけましょう。
キシリトールやフッ化物(フッ素)には、むし歯の原因となる最近の活動を抑える働きがあります。キシリトール配合ガムを噛む、フッ素入り歯みがき粉を使う、といったことを日常で意識するとともに、歯科での定期的なクリーニングで、歯垢や歯石を除去することが効果的です。
口の中で酸が作られるまでには、少し時間がかかります。むし歯予防には、糖分を摂取したら早めにうがいや歯みがきをして、むし歯の原因となる酸を取り除くことが効果的です。
歯の表面のエナメル質が、わずかに溶けている状態。まだ痛みもなく、定期検診で見つけることができた場合、早期に対応できます。適切な歯磨きやフッ素塗布などで歯の再石灰化を促せば、治癒できるケースもあります。
【関連する治療科目】
エナメル質の内側にある象牙質にまで溶解が進んだ状態。「冷たいものがしみる」といった症状で気づくことがあります。むし歯に冒された部分の歯を削り、削った大きさに合わせて詰め物や被せ物で治します。
【関連する治療科目】
むし歯が、歯の内側の神経まで達した状態。「冷たいものがしみる」「噛んだとき痛む」といった症状が加わり、後に激しい痛みに変わります。神経を取り除く治療を行い、被せ物で治します。
【関連する治療科目】
むし歯治療というと、痛みが伴うとお考えの方が多くいらっしゃるかと思います。
当院では表面麻酔や麻酔用電動注射器を活用することで、可能な限り痛みに配慮したむし歯治療を行ってまいります。
むし歯処置の際には、う蝕検知液を使用することで、むし歯となっている歯と部位を特定し、むし歯の取り残しが無いようにしております。
詰め物の材料においては、保険診療範囲内の材料から自費診療での対応となるセラミックなど患者様のご要望 費用感、ライフスタイル に応じて豊富な選択肢をご提示させていただいております。
当院では定期検診よるクリーニングや歯周病ケア、フッ素塗布、歯磨き指導といったメンテナンスプログラムの受診を推奨させていただいております。
むし歯の原因を除去した後、いかにお口の中を衛生的に維持し、2次カリエスを作らないといった予防が重要となってまいります。
パノラマレントゲンや歯科用CTを活用し、歯の根っこ形状(根管形態の把握)や歯随の状態、根分岐部周囲に病変などがあるかなどを精密に検査し診断してまいります。
ファイルという極細の針金を使い、根管を洗浄してまいります。
細菌が無い状態となったのちに、根管充填いたします。症状や状態に合わせて
多様な根管充填法(垂直加圧根管充填法、側方加圧根管充填法)を使い分けてまいります。
当院では日本口腔外科学会ならびに日本口腔インプラント学会に所属している院長の本多が自ら診断、治療方針、むし歯処置をしております。
少しでも長くユニットで患者様と過ごすことで、信頼関係を築き、「かかりつけ医」になってまいりたいと存じます。